冷蔵倉庫の冷媒ドレン排水管洗浄
●二次的な被害の予防保全策として配管洗浄を!
近年、冷蔵倉庫の冷媒機からの水漏れによる二次的な被害の予防保全策として、配管ドレン配管薬品洗浄の依頼をお受けしております。
お客様からは見えないリスクを事前に、ご提案することで、安心をご提供できると思います。
●メンテナンスを怠り、放置していると排水管からの漏れで2次被害を受ける事に!
石川県金沢市にある市場の冷蔵倉庫です。
「冷媒機から水が漏れてると」ご相談があり、現場に行くと冷媒機とドレン管をつないでいるあたりから水がヒタヒタと漏れこぼれていました。
排水管が詰まって、冷媒装置のドレンパンからの水漏れでした。
作業内容
薬品を投入し高圧洗浄で配管のつまりと配管内を洗浄していきます。
配管の長さ屋外まで約30mと長く冷媒機が高所に設置され高さもあり、リフトを使って作業となりました。
通常であれば、排出される側から洗浄ノズルを挿入し配管内を洗浄するのですが、20年以上の蓄積した汚れが酷く逆側からもアプローチし薬品を注入し高圧洗浄で排水管内の詰まりを解消しました。
現場ごとの状況に合わせ作業方法で詰りの原因を取り除きます。
●配管内の詰まりの原因はスライム
冷媒機からの水漏れ原因となっていたドレン管に詰まっていた汚れの正体は蓄積された汚れがスライム化したものでした。
スライムとは、水中の細菌やカビなどの微生物が、自ら出した粘着物の中で増殖して、冷却塔の充填剤や配管あるいは冷凍機のチューブ等に付着したものです。
ネバネバとした汚れのスライムは定期清掃によって除去するだけでなく、未然に発生を防止したいところです。
●スライムにより発生するとラブル被害
被害1.冷却能力の低下
冷却塔の充填剤や配管あるいは冷凍機のチューブ等にスライムが溜まれば冷却塔の効率も低下します。
冷却水の効率が下がれば、熱源システム全体の性能低下につながります。
被害2.管の腐食
スライムが付着した管を通る冷却水の水質が悪化するだけでなく、管そのものにもダメージが加わります。
腐食して水漏れが起こるリスクや修理や交換などの手間やコストが発生するリスクも高まります。
被害3.管の詰まり
スライムは粘着性があり、大量に堆積するにつれ冷却水が流れにくくなり、詰まって使えなくなるリスクがあります。
●空調ドレン・冷媒ドレン薬品高圧洗浄
空調ドレン配管内を薬品および高圧水にて洗浄します。
水漏れのリスクを低減しつつ、効果的に管内のスライムや汚れを除去する洗浄方法です。
配管内に汚れが残らないように高圧洗浄機で丁寧に洗浄していきます。
エアコンのドレン管・冷蔵倉庫の冷媒機のドレン管の詰まり解消と排水管洗浄まで行う事で安心を提供できます。
漏れる前に定期的なドレン管の排水管洗浄を行う事で2次被害を未然に防ぐこともできます。
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