キッチンの戸棚を開けると悪臭がする
戸棚を開けるとドブ臭い匂いがする。
油の臭い?モワットして不快な臭いがる。
カビが放つ独特の臭いが戸棚内で臭う。
キッチンシンクにある戸棚の悪臭の原因
キッチンから嫌な臭いがする…その原因は、実は複数考えられます。
まずは、どんな原因でキッチンの排水溝から嫌な臭いがしているのか!
●ゴミ受けに溜まった汚れ
料理の後や食器を洗った際に出る、食材カスや生ゴミ、油などの汚れ。これが排水溝のゴミ受けに溜まり、時間が経つとともに悪臭を放つヌメリとなってしまい
嫌な臭いの元になる雑菌が繁殖しているためです。
●排水トラップが機能していない
キッチンの排水溝には、排水トラップというパーツがついています。排水トラップは、排水溝のゴミ受けのさらに下にあるものです。排水トラップには、「封水」という水が貯めてあります。封水を貯めておくことで下水管から嫌な臭いや害虫等が排水溝を伝って上がってくることを防いでいるのですが、この排水トラップの取り付けに不備があると下水の臭いを防ぐ仕組みがちゃんと機能せず、嫌な臭いの原因となってしまいます。
※漏れが原因です。
●封水が、なくなっている
排水トラップ自体はきちんと取り付けられていても、封水がなくなってしまっているケースもあります。
最近の気密性が高いお家などでは、換気扇を使っているうちに封水が蒸発してしまうことがあります。また旅行などで長期間家を空けていてしばらくキッチンを使っていないときも、封水が蒸発してなくなってしまうことがあります。封水は排水溝に水を流すだけでまた貯められるので、この場合はキッチンのシンクに水を流すだけで解決できます。
●排水管ないが汚れている
排水管に油汚れやゴミが溜まることで水の流れが悪くなり、嫌な臭いが排水溝から漂う原因となることもあります。いずれは詰まってしまう可能性もあるため注意が必要です。
戸棚内から臭いがする場合の多くの原因は排水管内の汚れが原因です。放置すぎると詰まりの原因もそうですが、戸棚に悪臭が染みついてしまい消臭がむずかしくなります。
悪臭が発生する前に予防対策!
排水溝の嫌な臭いを解消するためにいちばん効果的なのは、排水溝を清潔な状態に保つことです。
排水溝のお掃除やお手入れに便利なアイテムと、その使用法をご紹介します。
●料理に使った油をそのまま流さない
油汚れ。油を多く使う料理をした後のフライパンなどはすぐに水に流すのではなく、まず油を拭き取ってから洗うようにしましょう。
実に、悪臭の主な原因となりやすいのは油です。
●50℃から60℃のお湯を流す
排水溝内で繁殖し嫌な臭いのもととなる雑菌は、熱に弱いという特徴があります。一日の家事を終えた後、排水溝に50度から60度ほどのお湯を流すことで雑菌の繁殖を抑えることができます。
それから、特に寒くなる季節などは油が流れにくくなったり、固まりやすくなる性質がありますので、お湯を15分ほど流し続ける事は大変効果的です。
●重曹やハイターを使って洗う
キッチンの汚れは油汚れが主です。そこで重宝するのが重曹やハイターなどアルカリ性洗剤です。
塩素系漂白剤は、排水溝のヌメリを取り除く他、除菌や消臭、漂白の効果もあります。排水溝の臭い対策のお掃除にはぴったりの洗剤です。
アルカリ性の洗剤で落ちなかったらクエン酸を用いて洗浄すると効果的です。
●定期的にパイプクリーナを使い洗浄する。
手の届かない排水管のお掃除には、定期的にパイプスルーやパイプユニッシュなどの専用の洗剤を使いましょう。
排水溝に注いだ後はしばらく放置して流すだけ、というお手軽さもうれしいですね。長時間放置しすぎると逆効果だそうなので、目安となっている時間を守って使用しましょう。
キッチン戸棚内の脱臭作業
臭いの原因は、雑菌です。酸素のない状態を好む「嫌気性微生物」が、生ゴミを分解するときに有害物質を発生させ、
これが悪臭の原因になるといわれています。
【事例】排水管内を薬品高圧洗浄により消臭
シンク下の戸棚を開けると悪臭がするので臭いを消して欲しいとのご相談でした。
南砺市内の築4年程のお家のキッチン戸棚内が悪臭がするので『臭いを消して欲しい』とご相談がありました。
他の業者様にもご相談され、排水管洗浄か、配管を交換しないと改善できないと高額な見積額になったそうで・・・
悪臭を徹底的に断つ!となれば丸ごと交換もアリですが・・・
確かに、製品に染みついた臭いを全く消すことは出来ませんが、ほとんどの場合が交換に至るでにはいかないと思います。
臭いを感じるその人次第なところがあり、感じ方は人それぞれな所がありますので…
ともかく、放置しておけば臭いが酷くなるだけで決して改善されることは無いですよね。
しかも不衛生な状態が続くと害虫の発生にもつながったりするので、改善するために清掃するしかありません。
●今回、行った作業内容
- 脱臭方法として先ず、臭いの元の特定から始まり、洗浄できるものは徹底的に洗い流します。
- 目が届かない部分は、分解できる物は分解して消毒清掃します。
- 配管内はパイプ洗浄用のホースと高圧洗浄機を用いて高圧洗浄していきます。
- 洗えない部分は除菌剤などの薬品を用いて臭いの元を分解し消臭していきます。
- 庫内の棚や庫内の中を除菌清掃。
排水ホースや庫内の板などに染みついた臭いは完全に消臭する事は出来ませんが臭いは軽減されてます。
●それでも臭いが気になるのであれば以下の対策をしてみて下さい。
排水ホースを交換する事で、更に消臭する事は可能かと思います。
塩ビでできた排水ホースカバーをして消臭するパーツなどを取り付ける事も可能です。
触媒技術を用いて庫内を防臭、抗菌加工を施すことも可能です。
ハンドリングワークスでは、お客様の負担が大きくならないように経過を見ながら一つ一つ改善する様に務めております。
排水口でのお悩み、悪臭の問題など除菌消臭から坊汚対策までお気軽にご相談、お問合せ下さい。
コメントをお書きください