●エアコンクリーニングを依頼する前に知っておきたい事!
業者によってエアコンクリーニングの価格の差があるけど何か違いがあるの?
多くの業者が取り扱っているエアコンクリーニングと完全分解クリーニングって何処が違うの?
●一般的なエアコンクリーニングと完全分解との違い。
エアコンの完全分解洗浄とは、エアコン内部の細かい部分の汚れを、徹底的に除去するクリーニング方法です。
最も大きな違いは、分解するか・分解しないかという点です。
分解しない一般的なエアコンクリーニングの場合、エアコン内部の部品は取り付けたまま、薬品の除菌効果と高圧ポンプを使用し洗浄を行います。
一方、完全分解は外せる部品を全て取り外して手洗いと高圧ポンプで洗浄します。
壁から取り外して完全分解する方法など様々な手法がありますが、費用が高額になるデメリットもあります。
▮一般的なエアコンクリーニング方法
外装パーツとフイルターを外して、薬品と高圧ポンプの水圧の力でエアコンをクリーニングをしていきます。薬品の力でカビ等の細菌は死滅します。汚れは高圧ポンプを使い大量の水と水圧で洗浄していきます。
一般的に広く普及している清掃方法で、1台当たり10,000円前後で依頼できます。
業者によって、抗菌コート付やエコ洗剤や芳香性ある洗剤を使って特徴を出してます。
取り外すパーツも少なく短時間で作業が完了しコスパが良い事です。
作業内容
- エアコンの動作に問題、不具合がないか確認する
- 汚れが飛び散らないようにエアコンの周辺を養生する
- 本体の前面カバーを開ける
- パネルやフィルターなどの外せる部品を取り外して洗浄
- 内部に残したドレンパンなどの部品を高圧洗浄機などを用いて洗浄
- 乾かしたフィルターなどを元に戻して、エアコンの動作を確認する
家電量販店、紹介サイト(くらしのマーケット)などで扱っているエアコンクリーニングは、こちら洗浄方法です。
▮エアコン完全分解洗浄方法
外装パーツとフィルターの他にドレンパンや送風ファンなど細かな部費部品を取り外して洗浄していきます。
エアコン完全分解洗浄の最大のメリットは、エアコンの内部の細かな部品に至るまで徹底的に洗浄できる点です。そのため臭いやカビの原因までシッカリ排除できる点です。
薬品で死滅した細菌とはいえ、完全分解で内部の汚れを隅々まで奇麗に落とすのでエアコンを一旦新品の状態に戻す事が可能です。
デメリットは、一般的なエアコンクリーニングと比較して費用高額な点と作業時間も長くかかります。
作業内容
- エアコンの動作に問題、不具合がないか確認する
- 汚れが飛び散らないようにエアコンの周辺を養生する
- 本体の前面カバーを開ける
- パネルやフィルターなどの外せる部品を取り外す。
- ドレンパン、送風ファンなど(内部の部品もすべて分解)分解した部品を1つずつ洗浄する。
- 部品を乾燥させたらエアコンを組み立てて、動作を確認する。
※設置状況などによりポンプダウンが必要となる場合がある。
※取り下ろし完全分解の場合はポンプダウンが必要となります。
▮どちらの洗浄方法も薬品でカビなどの細菌を死滅させる事はできます。
高圧ポンプだけでの洗浄では隙間など細部に多少の汚れが残る場合がありますが、一般的な洗浄方法でもカビや細菌は死滅し不活化する事ができます。
せっかく業者に依頼するんのであれば、一度は、徹底的に清掃してもらった方が良いかもしれませんね。
とは言え、費用が高額になり一台当たりの清掃時間も長くなりますので、生活スタイルやエアコンの状態にあわせ、必要に応じて選択してみて下さい。
▮どんな時に完全分解洗浄を頼めばよいの?
キッチンが併設されているお部屋で、設置してから8年~10年間の間で一度もクリーニングをしたことが無い。
※1画像の様にアルミフィンがほとんど見えず目詰まりしている。
強風で送風ファンが回っているのに風が感じない。
エアコン運転時、常に異臭がする。
エアコンを運転すると咳き込む等と言った場合にお奨めします。
あくまでも目安です。作業前に作業者に完全分解洗浄まで必要か尋ねると良いですね。
多くの場合ドレンパンを外すだけでも十分に奇麗になります。
▮エアコンで一番汚れが溜る場所はドレンパンです。
送風ファンまで外しての分解洗浄は、作業時間も長く費用も高額すぎるので頼みずらいと言うお客様に!
一般的な清掃方法で、丁寧な清掃を心掛けドレンパンを取り外して清掃をしてくれている清掃業者もおります。
同じエアコン清掃なのに、価格差はなんで?と思われていた方、実は外装パーツのみを外す清掃と違い、ひと手間加えた清掃方法でベーシックな方法とされ清掃されている清掃業者さんでの違いであったりもします。(抗菌コート無料や使用洗剤の拘りだったりとか)
ドレンパンを外す事でドレンパンの隅々まで奇麗に洗浄できるほかに、ドレンパンを外す事で開口部が広がり送風ファン、背面部分まで高圧洗浄やウエスが届く事になり内部も十分に奇麗になります。
エアコンクリーニングを業者に依頼するさい作業内容で、「ドレンパンを取り外して洗浄されますか?」と確認を取っておくとよいでしょう。
特に、家電量販店や、くらしのマーケット、ミツモア等の紹介サイトから依頼される場合は確認を取った方が無難です。
ドレンパンとはどんな役割をしているの?
熱交換器(アルミフィン)についた結露を受け止め、外に排出する部品で汚れが一番たまりやすくカビや細菌の温床となりやすい場所です。
エアコンを使用して、一番最初に汚れが溜る場所でカビや細菌の温床となったり、汚れがスラム化し水漏れの原因につながる場所です。
一般的な清掃方法で薬品と高圧ポンプのみ洗浄では、細菌を死滅する事ができても汚れの全て落とす事はできません。
▮完全分解洗浄より可視光触媒コートの方がコスパが良い!
お客様の財布に優しく奇麗、清潔を長く保持するなら可視光触媒によるコーティングをお勧めします。
完全分解洗浄しても、1カ月も使用すれば直ぐに汚れるエアコン!汚れを餌に細菌が繁殖していきます。
洗浄方法より、拘るべきは除菌効果の高い洗剤と、清掃後にどれだけ長く抗菌効果を保てるかが最も重要なのです。
高い費用をかけて奇麗にしてもらっても、使う薬品や処置が不完全であれば、完全洗浄しても直ぐに細菌は繁殖を開始します。
コーティングの最大のメリットは持続分解方法による防臭、防カビ、抗菌効果にあります。
※触媒技術を詳しく知りたいからはこちらで防汚、防菌、防臭、光触媒をご覧ください。
▮何故、完全分解洗浄よりコート剤の方が良いのか?
コート剤の特徴である光、水分、空気があれば持続分解可能です。
何故?
完全分解で、高い費用を払い一時的に汚れをスッキリ落としきっても、使用して1カ月もしないうちに直ぐに汚れてしまいます。
コート剤を塗布することで、触媒技術で長期間に渡り汚れや細菌を持続分解する効果があるので、洗浄方法に高額な費用をかけるのではなく、コーティング処理された方が長く防汚、防臭、防菌効果を得られると考えるからです。
コーティングが持続分解してくれるので、実は、長く衛生的にエアコンを使用できるのです。
●ハンドリングワークスでは3つの洗浄プランを用意してます。
エアコンクリーニングについて詳しく、知りたいかたは合同会社ハンドリングワークスHPでご確認ください。
▮1,2年に一度定期的にクリーニングされている。
弊社、ベーシッククリーニング(簡易コート付)
一般的な清掃法、薬品と高圧ポンプを使ってのエアコン高圧洗浄がお奨めです。
一般的な費用:1台当たり10,000円前後 業者によって抗菌コート無料やエコ洗剤使用などで特徴があります。
お掃除機能付きエアコンの場合追加費用が加算されます。
作業時間:1時間半から2時間が目安となります。
▮購入してから一度もクリーニングした事がなく3、4年以上経過している。
弊社、ベーシックプラス(簡易コート付)
一般的な清掃方法にドレンパンを外して高圧洗浄する方法がお奨めです。
特にキッチンが併設しているお部屋のエアコンに適してます。
一般的な費用 1台当たり12,000円から15,000円位が相場です。
お掃除機能付きエアコンの場合追加費用が加算されます。
作業時間:2時以上が目安
▮飲食店様やエアコンの不調、トラブルなどで困っている方
取り下ろし完全分解クリーニング
風力が弱い、エアコンから水漏れがする、エアコンを回すと常に異臭を感じる。(エアコン清掃する事で直る場合があります。)
飲食店様で油汚れが付着しやすい条件下で使用されている方にお勧めです。
費用と時間がかかる洗浄方法です。エアコンクリーニングの多くはドレンパンを外した洗浄方法で十分奇麗に衛生的に仕上がります。
一般的な費用:1台当たり20,000円以上~が相場です。業者に問合せ確認すると良いでしょう。
お掃除機能付きエアコンの場合追加費用が加算されます。
作業時間:3時間~ メーカー機種などによって作業時間が変わるので業者に問い合わせると良いですね。
この他にも様々なエアコンクリーニング方法があります。
ご注意
【薬品高圧洗浄】【分解高圧洗浄】【完全分解洗浄】と言った表現、クリーニング方法は業者によって呼び方や清掃方法が違う場合があります。
DIYでクリーニングされる場合の注意点
塩素系漂白剤の使用はエアコンクリーニングには適しません!熱交換器はアルミ、ドレンパン内に発砲スチロール等の素材が使われており、どちらも素材にダメージを与えます。(一部、動画サイトで奇麗になると紹介されてますが使用しないでください。)
濯ぎをシッカリすれば良いと言うものでもないので、洗剤の使用方法、必ず守りましょう。
クリーニングは、その場が奇麗になれば良いと言うものではありません!製品を最良の状態で長く使用できる状態を維持するために行うものです。
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