実は汚れている!洗濯層クリーナーだけでは奇麗にならない
プロが解説する洗濯機クリーニングの必要性
●お家の中で一番汚れている場所って洗濯機だって知ってますか?
先ず、お家の一番汚れているところは、台所の排水口やトイレの床だったり思い浮かぶのではないでしょうか?
定期的に清掃されていない洗濯槽の中が一番汚れているんです!実は、公衆トイレより汚れているんです!
興味本位で、ルミテスターと言いう細菌テスターで家の中をチェックしてみました。
2位 生ごみ
3位 キッチン排水口
4位 風呂釜追い炊き配管
5位 エアコン
6位 トイレ
驚愕!何と細菌の巣窟場所1位は洗濯槽の内部でした‼
それも、2位の生ごみの計測値95,648RLUを更に超え!116,845RLUという結果に興味本位で調べた筆者も驚きました。
ちなみに、エアコンは?と気になる方も多くいると思うので参考までに9,584RLU(洗浄から3年以上経過)という結果内容でした。
※菌の発光量を計測する機械で発光量を示すRLUで表示されます。
参考値の基準として、衛生上の合格基準で手が2,000RLU以下、まな板で500RLU以下という参考値があります。
※このデーターは筆者が暇つぶしで計測したもので、あくまで参考までに捉えて下さい。
●洗濯機の汚れを徹底解析
洗濯機内部の汚れです。(黒い浮遊物が出はじオキシクリーンやハイターを使って清掃されていたそうです。)
何故、そんなに洗濯機は汚れてしまうのか?
菌が何故そんなにも多く繁殖するのかを解説していきたいと思います。
汚れの原因はこれ!
洗濯機は毎日、洗剤と水を使用して洗っているのにどうして汚れるのか?キレイにしているのでは?と思いますよね。
洗濯機の内部には、衣類等についていた汚れやホコリそして溶け残りや流れ残った洗剤カスが溜まってしまいます。
その汚れ等や洗剤カスが少しづつ溜まってしまうのです。
カビや雑菌はなぜ増える?
汚れが溜まるだけではそこまでカビや雑菌は増えません。
ですが・・・
- 蓋を普段閉めている
- 洗濯カゴ代わりになっている
- 洗濯後、干すまで時間が長い
- 風呂の残り湯を使う
- 設置場所の換気が悪い
- 乾燥機能を使う
- 洗剤や柔軟剤の使用量が多い
等の忙しいと、ついついやりがちな行動で、湿気がこもりやすくなったり、汚れやホコリが溜まりやすくなります。
カビや雑菌は、溜まった汚れをエサにします。そして湿気がこもった状態はカビや雑菌にとっては好条件であり、洗濯機内部にはカビや雑菌が大量に繁殖してしまうのです。
汚れやカビの影響とは?
汚れが溜まってカビや雑菌が繁殖している状態が続くとどうなるのでしょうか?
そのまま掃除しないと蓄積された汚れや繁殖したカビや雑菌がせっかく洗ってキレイになった衣類に付着してしまいます。
キレイに洗っているつもりが、知らず知らずのうちに衣類が洗うたびに汚れたり菌が付着したりしているかもしれません。
●柔軟剤に要注意!
香りを求めて少し多く入れてしまいがちな柔軟剤!
実は柔軟剤が汚れに大きく関係しているケースが多いといえます。
例えば縦型洗濯機で柔軟剤を使いすぎると半年でこのような汚れになります。
柔軟剤が溶け切れずに残ってしまい、それをエサにカビや菌が増えてしまっています。柔軟剤には多くの油分含まれており冷たい水道水ですすいだ場合、溶け切れずに洗濯機の内部に残ってしまうのです。
自動投入の設定で少量に設定されご使用された方が好ましいです。
●ドラム式洗濯機は乾燥部分の汚れ
洗濯機のカビや菌の汚れとは別にドラム式洗濯機では『乾燥部分が詰まってエラーになる』『乾燥時間が長くなった』『生乾きのニオイがする』などよく伺います。
乾燥部分についても少しお話します。
乾燥ってどんな仕組み?
ドラム式洗濯機の感想は基本的にはヒートポンプにて空気を温めて乾燥経路を通り洗濯物が入っているドラム部分に送られていきます。
その乾燥経路の途中に衣類の糸くずやホコリなどをキャッチする乾燥フィルターがあります。
このフィルターが埋まると乾燥時間が長くなったり、乾燥むらが起きたりするので、乾燥運転のたびにお手入れが必要です。
乾燥経路はなぜ汚れる?なぜ詰まるのか?
上記で説明した乾燥フィルターのお手入れをしないまま運転を続けると、乾燥経路やヒートポンプユニットが汚れていきます。
そこには糸くずやホコリ、そしてペットの毛などのゴミがどんどん溜まっていきます。
また、洗剤や柔軟剤を入れ過ぎると泡が多くなり乾燥経路にまで泡が上がっていき、先ほどの汚れなどと合わさり、汚れが経路にへばりついて固まってしまいます。
これらは乾燥機能の使用頻度が高ければ高いほど起きやすくなります。
●市販の洗濯クリーナーでは汚れは落ちないの?
- 洗濯機は新品でも1,2カ月もすれば直ぐに汚れます!市販やメーカーから販売されている洗剤で月に1回を目安に定期的に清掃を繰り返すのであれば大いに役に立つちますし、汚れを蓄積させない手段としてとても有効です。
- 3年も4年も洗濯槽クリーナーで清掃もせず放置された洗濯機は注意が必要です。薬品で汚れが緩くなり事態が悪化する場合がありますので一度業者に分解洗浄されてから使用するのが良いと思います。
●お奨めクリーナー
筆者が色々試している中で、ニイカタの洗濯槽カビクリーナー(塩素系)が除菌、汚れの落ちぐわいはかなり良いです。
筆者は月に1度のペースでこの洗濯機クリーナをつかって除菌清掃してます。
ニイタカの洗濯槽クリーナーは、Amazon、Yahooショッピング、楽天でも簡単にお求めになれます。
洗濯槽クリーナー以外の洗剤を使った方法で、オキシやハイターを使用するやりなど紹介されてますが身近にあれば代用ができて安上がり。
落ちない訳ではないけど、神的なものではありません!
※クリーナーでの清掃には限界があります。
洗濯機の実際の汚れたち
汚れの原因まではご理解頂けたと思います。
●こんなお客様におススメ!
ご依頼される理由では下記の項目が多いです。当てはまる方はクリーニングをおススメします。
- 洗濯機や洗濯物が臭う
- ワカメのような汚れが服につく、浮いている
- ペットを飼っていてペット用品をよく洗う
- 小さなお子さんがいる
●最後に
ご質問などがあればお問合せページ、またはLINEからお気軽にお問合せください。
縦型洗濯機は10年~20年ほど使える家電です。
ただ、どうしても汚れてしまいカビてしまいます。
市販の洗浄剤も多く出ていますが直接擦り落とすわけではないので4割程度しかキレイになりません。
一度プロの分解洗浄を行ってキレイな状態にし毎月市販の洗浄剤を使えばキレイが長続きします。
是非、洗濯機の分解クリーニングを試してみて下さい。
●お申込み
お申し込みの詳細は、合同会社ハンドリングワークスへお気軽にお問合せ下さい。
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