洗濯機のカビ汚れ(ワカメ・ピロピロ)
キッカケは、メディアの情報を見て洗濯層内を奇麗にするつもりでクリーニングをされたそうですが、ワカメの様な汚れが浮遊するようになり、市販の洗濯機クリーナー・漂白剤・酸素洗剤など情報サイトやYouTubeなどをみてイロイロ試されたが改善するどころか、毎日、洗濯ものについたワカメを取るのに苦闘する日々を送る事になり、洗濯機の分解洗浄の事をしり分解洗浄の依頼に至ったそうです。
▮メディアやネット上の情報を鵜呑みにしないで!
煽りサムネイルで『自分で簡単に出来るクリーニング方法』や『洗濯槽内はカビだらけ貴方の家の洗濯機は大丈夫?』等と謳い、ネット上で洗濯機の清掃の仕方など紹介されていますが除菌、漂白が出来たとしても擦り洗いも高圧洗浄もかけずに、汚れを落とす事が出来ない事だけ理解しておきたいものです。
ただ、消臭や除菌目的のみでクリーニングされるのであれば、この方法でも問題はありませんが、清掃後に薬品等で緩んだ汚れがワカメの様な汚れを排出する原因となり得る場合もあると言う事は知っておいた方が良いです。
▮洗濯層の中の主な汚れは柔軟剤や洗濯洗剤です!
洗濯ドラムや洗濯槽にこびり付いている汚れは柔軟剤や洗濯洗剤でネバっとしたものが凝固し洗濯を層やドラムにへばりついてます。
その汚れにカビや皮脂油などの汚れが付いて黒く汚れて見えてます。
この洗剤汚れを落とすには薬品でつけ置きしたくらいでは取れず、擦るか高圧洗浄で洗い流すほか手段はありません!
画像をみて解る様にハイターや市販薬で洗濯槽をクリーニングした後でも汚れは残ります。
除菌・漂白は出来るけど汚れは落ちてないのがわかります。
一旦、漂白でき奇麗になっても洗濯槽に粘り張り付いている柔軟剤汚れを落とす事が出来ません。
暫くすると白くなった洗剤汚れにカビが付着し、しばらくすると直ぐに黒ずんできます。
▮コスパが良いと紹介されていますが⁉
いろんな手法での洗浄方法が紹介されていますが、使用する薬品の特質を知った上で使用するのは良いですが、そうでない場合はリスクを避けてしない方が良かったと言える場合も・・・
安心して洗濯機を衛生的にたもちたいなら、市販されている洗濯機用の薬品を用いて定期的に清掃(2週間に1度)するのが良いでしょう!
塩素系漂白剤(キッチンハイター等)での清掃方法を紹介しているものも見受けますが、あまりお勧めしません!
安く簡単に出来ると誇大に謳ってますが、薬品の使用用途から外れていますし薬品の特質を知った上でするのとしないのでは大きな違いがあります!たしかに漂白、除菌効果は高いですが濯ぎが不十分であると大切な衣類が台無しになったり、錆びを助走させ動作不良の原因となったりもします。長く使う事により製品の酸化(劣化)を早めます!
▮どのタイミングどの様に清掃すれば良いの?
汚れて臭いや洗濯水に浮遊物が出始めてからクリーニングしてもすでに遅いです!
洗濯槽内を衛生的に維持したいなら新品で購入してから2週間に1度、定期的にクリーニングする事が好ましいです!
市販の洗濯機専用洗剤とお湯を使って付け置き洗いすると良いでしょう。60℃~70℃程度のお湯が良いと思いますが、念のため必ず取扱説明書をチェックしていただきたいです。
▮普段から気を付ける事!
- 洗剤の量、特に柔軟剤は少な目で洗濯する事が望ましいです。
- 濯ぎには、十分に時間を使う(濯ぎ回数は多めに設定)
- お湯が使える環境であればお湯(50度前後)を使って洗濯する事を推奨します。
▮最近、間違った清掃方法を紹介している発信者が多くトラブルの原因に!
明らかに使用用途が違った方法を紹介しているサイトの情報を鵜呑みにしない方が得策です!
『コスパが良い』『簡単・楽に落ちる』と謳ったり煽ったりして発信しているサイトなどありますが試される場合はリスクがないか良く調べてから実行に移して下さい。
鵜呑みにするあまり、かえって余計な費用や修繕費がかかっている事例を多く見ております。
清掃メンテナンスは製品や構造物を長く維持管理するためにする事が、逆に製品の劣化(酸化)を促進させる情報や行為が多く見受けられるようになっています。
特に、薬品や洗剤の使用用途から外れた清掃方法をされる場合は使用する薬品の特質を知ってから実行に移されてください。
●洗濯機の臭いカビ汚れのご相談はハンドリングワークスへ
石川・富山で洗濯機分解洗浄の事ならハンドリングワークスまでお気軽にご相談お問合せ下さい。
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